CARNEGIE CHAPTER HALL 1961

★1961年11月、デビュー直前の初の単独コンサート
★観客53人！伝説のコンサートが今あきらかに
グリニッジ・ヴィレッジで歌い始めたボブ・ディランは、コーヒーハウスや小さなライブハウスで頭角を現し、1962年にはコロンビアからデビューを果たします。そしてフォークシンガーの枠を越え、世界のロックシーンの先頭を走るようになるのですが、これはデビュー前年のコンサートから収録しています。

1961年11月４日、ディランが初めてホールで単独で行ったコンサート。
ニューヨークのエンターテイメントの中心地、カーネギー・ホール内にある、小さなキャパのチャプター・ホール。ディランは、1963年には、大きいほうのカーネギー・ホールのメインステージでコンサートを行い、それは公式でも７曲が特別販売されますが、こちらはそれとは全然違う内容です。53名の観客を前に歌ったのは22曲。そこから、2003年までに７曲が発掘されていましたが、遂にここに15曲、約74分の音源が収録されました。

ディランはこのあと、11月20日と22日にコロンビア・スタジオでデビュー・アルバムの録音をしますが、カーネギーでは「プリティ・ペギー・オー」、「死をみつめて」など、計６曲が披露されてます。オリジナル曲の「ウディに捧げる歌」、「ニューヨークを語る」も、既に書き上げていて、ここではその録音前の貴重なライヴが聴けるのです。

音質もしっかりとプロフェッショナル録音されたクリアな音像。
デビュー直前のディランのライヴを、発掘された15曲、堪能できる贅沢なものです。

当時の状況、エピソード、曲目などの詳細な日本語ライナーノーツ。
Eternal Groovesの"ROCK OFF"シリーズから登場！

TRACK LIST

Pretty Peggy O
In The Pines
Gospel Plow
1913 Massacre
Backwater Blues
A Long Time A-Growin' (Young But Daily Growing)
Fixin' To Die
Talking Bear Mountain Picnic Massacre Blues
Man On The Street
This Land Is Your Land
Talking Merchant Marine
Black Cross
Freight Train Blues
Song To Woody
Talkin' New York

Live at Carnegie Chapter Hall, NYC. 4th, November 1961