アーティスト | THE BEATLES / ザ・ビートルズ | ||
---|---|---|---|
タイトル | EMI STUDIO Sessions ’64-’65 | ||
レーベル | Eternal Grooves/Rocks Off | ||
カテゴリ | ETERNAL GROOVES・ROCK & POPS | ||
フォーマット | CD | 発売日 | 2024/7/26 |
規格番号 | EGDR-0122 | 価格 | ¥2,100+税 |
★ビートルズ、日付ごとのセッション・シリーズ第4弾。
★1964年・秋~1965年・春。何テイクも録音を試みるビートルズのスタジオワーク!
★「I Feel Fine」、「HELP !」など現存する全テイク収録。
★【2nd Edition】お求めやすい通常盤でEternal Groovesから登場!
好評のEternal Groovesのビートルズ、全セッション音源解明集の第4弾は、『ビートルズ・フォー・セール』に先駆け発売するシングル「アイ・フィール・ファイン」の1964年・秋のセッションから、1965年リリースのアルバム『ヘルプ!』のレコーディング・セッションまでを収録。
全米ツアー後の1964年10月8日にシングルB面「シーズ・ア・ウーマン」を録音(前作EGDR-0021に収録)し、その10日後の10月18日に取り組んだのは「アイ・フィール・ファイン」。
ジョンが、この印象的なギターリフを思いついたのが10月6日。偶然起こったギターのフィードバック音をイントロに使うことを思い立ち、テイク1から、既にフィードバックを人為的に起こして録音を始める様子が聴ける。驚くべきことに、公式版と違い歌のキーはAだ。
ジョンが、がなり気味に歌うテイク1(これがまたカッコ良い!)の後にキーを一音落すことを決めて、テイク2が始まる。テイク5まで、ジョンのシングルトラックのボーカルが、まだリバーブ処理もなく驚くほどクリアな音質でとらえられていて圧倒的だ。
翌1965年になると、まずはシングル「ティケット・トゥ・ライド」の録音が始まり、B面用の「イエス・イット・イズ」の2月16日の録音テイクが、たっぷり発掘されている。
ジョンがJ-160Eを鳴らしながらの仮歌に、ジョージがヴォリュームペダル奏法でフォロー。ジョンは途中からクラシックギターに持ち替え、この美しい曲のテイクを重ね完成していく。
そして「ザット・ミーンズ・ア・ロット」は、アルバム収録を見送られる運命をたどる曲だが、ここでは様々なアレンジでの演奏を試みる様子が聴ける。どれも納得がいかないのか、ポールは「テストでやってみよう!」と言ってスタートするテイクでは、ボードヴィル調のアレンジを、なかばやけくそ気味に試みたところでセッションテープは終わってしまう。
そして4月13日の「ヘルプ!」はテイク1からテイク12まで、何度もトライする様子が聴ける。まずテイク1、2ともにすぐ中断。ジョージの弾く速いアルペジオが難しいからだ。ジョージが「速すぎる」と話しているのが聴こえ、テイク5ではテンポを落して演奏する。テイク5はボーカル無しで完奏するが、既にエンディングの見事なアレンジも決まっていて、事前に入念なリハーサルが行われていたことが推測できる。
ビートルズが残した、濃密なスタジオ・ワーク。
現存するセッションテープからマスター・クオリティで収録しました。
当時の状況、エピソード、曲目などの日本語ライナーノーツ。
Eternal Groovesより通常盤で登場。
★日本語ライナーノーツ。6,700字、8頁。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ
★1964年・秋~1965年・春。何テイクも録音を試みるビートルズのスタジオワーク!
★「I Feel Fine」、「HELP !」など現存する全テイク収録。
★【2nd Edition】お求めやすい通常盤でEternal Groovesから登場!
好評のEternal Groovesのビートルズ、全セッション音源解明集の第4弾は、『ビートルズ・フォー・セール』に先駆け発売するシングル「アイ・フィール・ファイン」の1964年・秋のセッションから、1965年リリースのアルバム『ヘルプ!』のレコーディング・セッションまでを収録。
全米ツアー後の1964年10月8日にシングルB面「シーズ・ア・ウーマン」を録音(前作EGDR-0021に収録)し、その10日後の10月18日に取り組んだのは「アイ・フィール・ファイン」。
ジョンが、この印象的なギターリフを思いついたのが10月6日。偶然起こったギターのフィードバック音をイントロに使うことを思い立ち、テイク1から、既にフィードバックを人為的に起こして録音を始める様子が聴ける。驚くべきことに、公式版と違い歌のキーはAだ。
ジョンが、がなり気味に歌うテイク1(これがまたカッコ良い!)の後にキーを一音落すことを決めて、テイク2が始まる。テイク5まで、ジョンのシングルトラックのボーカルが、まだリバーブ処理もなく驚くほどクリアな音質でとらえられていて圧倒的だ。
翌1965年になると、まずはシングル「ティケット・トゥ・ライド」の録音が始まり、B面用の「イエス・イット・イズ」の2月16日の録音テイクが、たっぷり発掘されている。
ジョンがJ-160Eを鳴らしながらの仮歌に、ジョージがヴォリュームペダル奏法でフォロー。ジョンは途中からクラシックギターに持ち替え、この美しい曲のテイクを重ね完成していく。
そして「ザット・ミーンズ・ア・ロット」は、アルバム収録を見送られる運命をたどる曲だが、ここでは様々なアレンジでの演奏を試みる様子が聴ける。どれも納得がいかないのか、ポールは「テストでやってみよう!」と言ってスタートするテイクでは、ボードヴィル調のアレンジを、なかばやけくそ気味に試みたところでセッションテープは終わってしまう。
そして4月13日の「ヘルプ!」はテイク1からテイク12まで、何度もトライする様子が聴ける。まずテイク1、2ともにすぐ中断。ジョージの弾く速いアルペジオが難しいからだ。ジョージが「速すぎる」と話しているのが聴こえ、テイク5ではテンポを落して演奏する。テイク5はボーカル無しで完奏するが、既にエンディングの見事なアレンジも決まっていて、事前に入念なリハーサルが行われていたことが推測できる。
ビートルズが残した、濃密なスタジオ・ワーク。
現存するセッションテープからマスター・クオリティで収録しました。
当時の状況、エピソード、曲目などの日本語ライナーノーツ。
Eternal Groovesより通常盤で登場。
★日本語ライナーノーツ。6,700字、8頁。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ
TRACK LIST
■収録曲
★18th October 1964 - EMI Studio 2, London - 2:30PM-11:30 PM
1 I Feel Fine (take 1)
2 I Feel Fine (take 2)
3 I Feel Fine (take 5)
4 I Feel Fine (take 6)
5 I Feel Fine (take 7 / take 9)
★15th February 1965 - EMI Studio 2, London - 2:30PM-5:45 PM
6 Ticket To Ride (take 2/ Long Version)
★16th February 1965 - EMI Studio 2, London - 5:30PM-10:00 PM
7 Yes It Is (take 1)
8 Yes It Is (take 2)
9 Yes It Is (take 3-4)
10 Yes It Is (take 5-6)
11 Yes It Is (take 7)
12 Yes It Is (take 8)
13 Yes It Is (take 9)
14 Yes It Is (take 10-11)
15 Yes It Is (take 14)
★18th February 1965 - EMI Studio 2, London - 11:00-12:00 noon
16 If You've Got Trouble (outtake)
★20th February 1965 - EMI Studio 2, London - 12:00 noon-5:15 PM
17 That Means A Lot (take 1)
18 That Means A Lot (take 2)
★30th March 1965 - EMI Studio 2, London - 7:00PM -10:00 PM
19 That Means A Lot (take 20-21)
20 That Means A Lot (take 23)
21 That Means A Lot (take 24)
22 That Means A Lot (test take)
23 That Means A Lot (Original Mono Mix)
★13th April 1965 - EMI Studio 2, London - 7:00PM -11:15 PM
24 Help! (take 1)
25 Help! (take 2)
26 Help! (take 3)
27 Help! (take 4 / chat only)
28 Help! (take 5)
29 Help! (take 6)
30 Help! (take 7)
31 Help! (take 8)
32 Help! (take 9)
33 Help! (take 10)
34 Help! (take 11)
35 Help! (take 12)
★18th April 1965 - EMI Studio 2, London - 10:00AM -0:30 PM
36 Help! (RS2)
★18th October 1964 - EMI Studio 2, London - 2:30PM-11:30 PM
1 I Feel Fine (take 1)
2 I Feel Fine (take 2)
3 I Feel Fine (take 5)
4 I Feel Fine (take 6)
5 I Feel Fine (take 7 / take 9)
★15th February 1965 - EMI Studio 2, London - 2:30PM-5:45 PM
6 Ticket To Ride (take 2/ Long Version)
★16th February 1965 - EMI Studio 2, London - 5:30PM-10:00 PM
7 Yes It Is (take 1)
8 Yes It Is (take 2)
9 Yes It Is (take 3-4)
10 Yes It Is (take 5-6)
11 Yes It Is (take 7)
12 Yes It Is (take 8)
13 Yes It Is (take 9)
14 Yes It Is (take 10-11)
15 Yes It Is (take 14)
★18th February 1965 - EMI Studio 2, London - 11:00-12:00 noon
16 If You've Got Trouble (outtake)
★20th February 1965 - EMI Studio 2, London - 12:00 noon-5:15 PM
17 That Means A Lot (take 1)
18 That Means A Lot (take 2)
★30th March 1965 - EMI Studio 2, London - 7:00PM -10:00 PM
19 That Means A Lot (take 20-21)
20 That Means A Lot (take 23)
21 That Means A Lot (take 24)
22 That Means A Lot (test take)
23 That Means A Lot (Original Mono Mix)
★13th April 1965 - EMI Studio 2, London - 7:00PM -11:15 PM
24 Help! (take 1)
25 Help! (take 2)
26 Help! (take 3)
27 Help! (take 4 / chat only)
28 Help! (take 5)
29 Help! (take 6)
30 Help! (take 7)
31 Help! (take 8)
32 Help! (take 9)
33 Help! (take 10)
34 Help! (take 11)
35 Help! (take 12)
★18th April 1965 - EMI Studio 2, London - 10:00AM -0:30 PM
36 Help! (RS2)